令和3年2月14日 説経節記録映像作品「説経節・飯能の嵐 渋沢平九郎の最期の二日間」の完成ーー若太夫日記

ドキュメンタリー映像 遠藤協監督作品

「説経節・飯能の嵐  渋沢平九郎の最期の二日間」

 

『説経節・飯能の嵐 渋沢平九郎の最期の二日間』

(2021年制作/2020年撮影/21分/カラー/ステレオ/HD・4K)

幕末維新におこった戊辰戦争にともない埼玉県飯能もまた戦場となった。

この「飯能戦争」で、幕府軍の一派「振武軍」の副官を務めた渋沢平九郎は20歳の若さで命を落とした。

のちに日本資本主義の基礎をきずく渋沢栄一の養子でありながら、平九郎は維新まで生き抜くことが

できなかったのだ。

明治から昭和にかけて、説経浄瑠璃の人気を再興した初代・若松若太夫は、

この若き志士の最期を描いた説経節「飯能の嵐」を説いた。 それから約百年の時を経て、

三代目・若松若太夫とともに、飯能から越生に至る平九郎最期の二日間の道のりを辿り、

歴史に埋もれた物語の背景を探る。

 

東京都指定無形文化財・板橋区登録無形文化財保持者

協力 能仁寺

         全洞院 増尾實道

         平九郎茶屋 加藤ツチ子

         越生町教育委員会

         落合登美子

         渋沢史料館

 

出演   三代目・若松若太夫

 

監督・撮影・構成・編集   遠藤協

 

補助  文化庁文化芸術活動の継続支援事業

 

製作  説経浄瑠璃若松会

(C)説経浄瑠璃若松会/遠藤協 2021

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