2011年2月24日 説経節 体験

前回三味線の持ち方と語りの音程について注意されておりましたので、この度は結構練習をして行きました。
しかし、いざ稽古日に行うと練習した所をうまくできない物です。
三味線の方は褒めて頂いた(大分おまけで)のですが、やはり語りは難しいです。
前回と同じような所で注意をうけました。次回克服できるようにがんばります。

さて今回は説経節の三味線について少しお話しさせていただきます。
なぜこの話題かと申しますと、私が三味線の持ち方で大分苦労したからだけでありまして、これと言って意味はありません。
説経の三味線の持ち方は、語りや唄物の三味線とほぼ同じで、三味線を抱えるのではなく、腿の中央あたりに置いて弾きます。これが本当に難しい。
なかなか固定ができないでブラブラしてしまいます。これでは弾けません。なので先生の置き方や、腕の位置などを良く見て研究しました。このような持ち方は三味線の重心を何処に置くかが重要だったみたいです。程よい所に置いてから、少し斜めにしてクイっと引き戻してあげる感じで固定すると固定されます。ですが腕を置く所(胴がけ)で腕がすべるんですね。私の胴がけは皮でできてますが、やはりすべります。なぜか先生は滑らず固定できてました。それから私もそれを目指し練習。やっとある程度できるようになりましたが長袖ですと服で滑ってしまうので腕まくりしてます。
兄、姉弟師は滑り止めを付けているみたいです。
先生のように固定できるまでがんばりたいと思います。

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