2017年6月17日 第25回若松若太夫独演会――若太夫日記

6月17日土曜日、例によりまして若松若太夫独演会を開催いたしました。

梅雨の中休みで、幸いお天気に恵まれました。

おかげさまで80名以上の大勢のお客様においでいただきました。

ご来場の皆様まことに有難うございました。

1月末から入院加療を続けておりました青木さんも無事復活致しまして、

皆様にお目通りが叶いました

P1180724

先ずは石童丸山巡りの段を鷲堂昌枝さんと松浪志保さんの語りです。

三味線は私、若松若太夫ですが、柏木孝司(三味線名)で勤めます。

P1180730

 

 青木さんの番組解説と口上も無事復活しました。なによりでございます。

P1180725

 

私は、「石童丸山巡りから札書きまで」。

休憩後に初めてお聞きいただく「さんせう太夫船別れ」の二段を

語らせていただきました。

P1180734

P1180741

 

最後に皆さんで御挨拶をさせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。

(写真撮影:佐野淳子)

2017年5月18日 第25回若松若太夫独演会のお知らせーー若太夫日記

第25回若松若太夫独演会が下記の通り、行われることとなりました。よろしくお願いいたします。

SCN_0009

SCN_0008

 

2017年1月21日 説経浄瑠璃鑑賞会――若太夫日記

毎年正月の恒例となりました「説経浄瑠璃鑑賞会」が1月21日に東武東上線の成増駅に隣接する成増アクトホールで開催されました。前日に雪との予報もありましたが、当日は快晴で安心いたしました。しかし、残念ながら強風のためホールの入口に毎年恒例の幟を並べることができませんでした。

P1180564

開演前に大勢のお客様がお待ちでした。定員の450名に迫るお客様においでいただきました。まことにありがとうございました。生徒さん達によるご祝儀曲「御祝儀宝の入船」でめでたく幕が開きました。

P1180569

次に私が素語りで、「さんせう太夫の鳴子唄」を語りました。前半の船乗り込みのところの地の部分を一部カットして後半の「対面」に力を集中させるように目論んでみました。リハーサルでうっかり普段の二本調子より、一調子高い三本調子に三味線を合わせ語ってしまったので、本番で声が普段の二本調子に戻らずお聞き苦しところもあったかと思います。しかし終了後お客様からは涙を流しながらお聞きの方もいらして、とてもよかったとの感想を多くいただき、ひとまずホッとしました。

P1180572

P1180574

休憩をはさみまして、ゲストに八王子車人形西川古柳座の皆様に人形を遣っていただき、小栗判官の矢取りを語りました。やはりお人形に華を添えていただきますと、広いホールが一段と引き立ちます。特に最後の小栗が、父高倉が放つ矢を受けとめる場面すが、素語りですとその場面が一番盛り上がりますが、人形が加わるとその後の三人の対面の描写もゆったりと語れるのが新しい発見でした。

P1180581

八王子車人形

御来場の皆さん、西川古柳座の皆さん、板橋区教育委員会の皆さん有難うございました。

2016年10月21日 語り物の魅力を知ろう 説経節・佐倉義民伝の世界ーー若太夫日記

10月21日、地元狭山市駅前の中央公民館第1ホールにて、「楽しく学ぶ自分磨き講座」第1回に「語り物の魅力を知ろう―説経節・佐倉義民伝の世界―」と題して説経節を語らせていただきました。午後7時からの講座でして、お勤め帰りの皆さんにもお寄りいただけるような時間の講座だそうです。初めに例により、説経節と若松の歴史と佐倉義民伝のあらすじをお話ししました。

new_CIMG4207

そして佐倉義民伝の甚兵衛渡し場から宗五郎の住家子別れまでを語りました。時間の関係で語りは少々詰めましたが、お客様にはご満足いただけたようです。

new_CIMG4214

 

 

スタッフ関係者の皆さんありがとうございました。

2016年10月3日 「日本芸能史」 京都造形芸術大学ーー若太夫日記

10月3日、京都は朝から曇り模様であった。京都駅に着くと塩小路通を、東に向かって歩いた。鴨川を渡り、しばらくいくと、蓮華王院、すなわち三十三間堂がある。
私は浄瑠璃の「棟木由来」や、御堂の端から端までを矢を射通す「通し矢」で有名なこの御堂に、お参りしたことがなかったのである。
境内に入り御堂を見渡すと、本当に大きなながーい御堂である。外観を見学すると御堂の裏側(西側)に通し矢の痕跡を見つける。そして入場して、ゆっくりと約千体の観音様にお参りすることができた

new_DSCF2650

御堂を出て、京の風情を感じながら豊国神社に沿った七条通りの町屋を改装した喫茶店の二階で軽食を取りつつ一息ついた。
何気なく時計をみると、なんと約束の時間が迫っている。あわててタクシーに乗り、鴨川沿いを上っていく。五条、四条を過ぎ、京都大学の先を東に折れ、
白川通りから京都造形芸術大学へと向かう。なんだか説経節の道行きみたいだ。あわてて春秋座の楽屋に駆け込む。既に約束の時間に十数分遅れてしまったのだ。

すると田口章子先生が、「若太夫さんどうかしましたか」と心配されていた。
咄嗟に「すみません三十三間堂の観音様にお願いごとをして時間が過ぎてしまいました」と、冷や汗をかきかき、苦しい弁解をして、なんとかお許しをいただいた。田口先生スミマセン。

IMG_4990

それから場合わせ、音響のテストなどをすませて、定刻通り開演となった。田口先生からご紹介をいただき、その後に説経節の歴史や若松の歴史をお話しさせていただく。

Exif_JPEG_PICTURE

 

そして弁慶勧進帳安宅の関の段をおよそ40分語らせていただく。学生さんはじめ多くの皆様にお聞きいただきました。ありがとうございます。

IMG_5006

 

Leave a comment

Your comment