若松若太夫の説経節漫遊

江戸時代寛政の頃(1789~1801)に江戸で復活した説経は、山伏が伝え歩いた祭文と結びつき「説経祭文」として評判を呼びました。やがて繰り人形座の興行を行うまでに発展していきます。
幕末になると江戸の繁華街を出て中山道板橋宿へ、そこから関東一円へ広まったといわれます。
今でも板橋をはじめ、関東周辺には江戸からの説経の痕跡がいたるところに残っています。
今回の「若松若太夫の説経節漫遊」はそんなゆかりの場所を若太夫が訪ね歩き、説経節を語るシリーズです。

第5回目も板橋区郷土芸能伝承館での開催となります。
第1回目では板橋と説経節との関係を大筋でお話しさせていただきました。次回もその続きを私なりに歴史的に、かつ面白くお話しさせていただきたいと思います。
どんな浄瑠璃が出るかわかりませんが、伝承館での「説経節」を皆さんに感じていただきたいと思います。

説経節漫遊の詳しい公演日記につきましては、アメーバブログにて随時更新しております!

 
若松若太夫の説経節漫遊
~玩味すべき第5回 板橋区立郷土芸能伝承館の巻~
日時 平成28年12月11日(日)午後1時から
場所 板橋区立郷土芸能伝承館(板橋区徳丸6-29-13)
演目 「さんせう太夫」実演 解説「板橋と説経節(5)」
参加費 2,000円
申込み 定員20名 完全予約制
申し込み状況 予約受付中 ※10月28日現在0名
申し込み 問い合わせフォームより、お申込みお待ちしております!

伝承館

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~傾聴すべき第4回 板橋区立郷土芸能伝承館の巻~
日時 平成28年10月22日(土)午後1時から
場所 板橋区立郷土芸能伝承館(板橋区徳丸6-29-13)
演目 「小栗判官 矢取り」実演 解説「板橋と説経節(4)」
参加費 2,000円
開催状況 6名参加

~瞠目すべき第3回 板橋区立郷土芸能伝承館の巻~
日時 平成28年9月10日(土)午後1時から
場所 板橋区立郷土芸能伝承館(板橋区徳丸6-29-13)
演目 「安宅の関」実演 解説「板橋と説経節(3)」
参加費 2,000円
開催状況 3名参加 

~注目すべき第2回 板橋区立郷土芸能伝承館の巻~
日時 平成28年8月20日(土)午後1時~
場所 板橋区立郷土芸能伝承館(板橋区徳丸6-29-13)
演目 「石童丸」実演 解説「板橋と説経節(2)」
参加費 2,000円
申込み 定員20名 完全予約制
開催状況 5名参加

~記念すべき第1回 板橋区立郷土芸能伝承館の巻~
日時 平成28年6月25日(土)午前10時・午後2時 2回公演
場所 板橋区立郷土芸能伝承館(板橋区徳丸6-29-13)
演目 「葛の葉子別れ」実演 解説「板橋と説経節」
参加費 2,000円
申込み 定員20名 完全予約制
開催状況 午前の部(3名)午後の部(6名)