2016年10月16日 第24回 三代目若松若太夫独演会のお知らせ 

恒例となっております、板橋区立郷土芸能伝承館での三代目 若松若太夫独演会のチラシが出来上がりました。
日時は11月5日(土)午後1時開演。今回の演目は「安宅の関 弁慶勧進帳の段」と「しんとく丸」になります。(詳細は、説経節公演案内をご覧ください。)

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私事ですが、先日しんとく丸が物語の中で舞を演じた四天王寺に行ってまいりました。
チラシにも「現代でよく知られている説経節がこの『しんとく丸』なのです。」とありますが、
四天王寺はいわゆる観光地のお寺、という感じではなく、地元の方々がお参りをして、のんびり時を過ごしたり、古本市が開かれていたり、お寺が生活の中に溶け込んでいる場所でありました。

実際の物語の内容は悲劇的ではありますが、この「しんとく丸」が長く語られ、聴かれ続けているのは、
今の四天王寺にあるような、生活の中に溶け込んだ信仰(のようなもの)があるからではないか、そんな事を考えました。

当日、皆様のご来場心よりお待ち申し上げております。

記載 弟子結城

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