説経節雑感 近代の語り

みなさんは近代の語りって何だとおもいますか?
代表的なのは弁士や紙芝居やさんだと思います。
説経は大昔からの語りの芸能ですが、近代の語りの芸能も馬鹿にした物ではありません。
2年前に若太夫の公演の時に、弁士の方もご一緒に出演されておりましたが、とても楽しい物でした。
なぜこの話しかと言うと、11月24日に第22回青梅宿アートフェスティバルに行ってまいりました。その際に紙芝居屋さんと出会いましたので映像を含めお知らせしたいと思ったからなのですが、この時の紙芝居屋さん「大道芸源吾郎」さんの語りがとても素晴らしい物でした。
題目はおなじみ「黄金バット」、それと「どんぐりころちゃん」。
二つとも文化財らしいです。
紙芝居自体も懐かしくて良かったのですが、なにより源吾郎さんの声が素晴らしかったです(映像参照)。
どんぐりころちゃんの紙芝居では小さな女の子の声、悪者の声を使い分けるのですが、これも素晴らしかったです。説経節でも子供や女性の声を使い分けをするので、大変勉強になりました。
画像をアップ致しましたので是非ご覧ください。

Leave a comment

Your comment