2016年4月16日 白久串人形定期公演――若太夫日記

4月16日秩父市白久串人形芝居の年に1回の定期公演です。
この日はあいにくお天気が定まらず、秩父の芝桜のお客さんが多いかと思い早めに家をでました。
幸い渋滞にも当たらずに白久に着きました。
白久の串人形芝居は、毎年4月第3日曜日午後1時から、秩父市荒川白久の豆早原区公会堂で行われます。
串人形は2人遣いで、主遣いが左手で人形の支え棒を持ち、右手で首(頭)や目、眉を動かし表情をつけます。
手遣いは、主遣いの後ろで人形の手を手首に差し込んである竹串を持って左右の手を遣います。
お人形はとっても可愛いです。

白久2

いつもは公会堂の野外に舞台を作りますが、あいにくの雨模様。しかし上がりそうでもあり・・・座員の方々と迷ったあげく、公会堂の中に舞台を組んで行うこととなりました。公会堂の中はお客様がビッシリとお越しで立錐の余地もないくらいでした。

白久1

 

午後1時開演、私は初めに「壺坂霊験記」を語り、中入りを挟んで最後に「御所桜堀川夜討弁慶上使の段」を語らせていただきました。お客様の熱気が伝わってくる舞台でした。

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