2016年3月7日 文楽の三味線動画

面白い動画がありました。
文楽の三味線について説明されています。めずらしいですね。

記載 弟子田嶋

2016年2月12日 稽古――弟子体験記

今年に入り、私以外のお弟子さんは「弁慶ねじり松」という演目をお稽古していらっしゃいます。「旅の衣は鈴懸の~」という有名な聞かせ所があったり、弁慶と童のやりとりがとてもテンポ良く、聞いていてぐっと入り込んでしまいます。
さて、私は「葛の葉」を引き続きお稽古させていただいていますが、まだ声が出ていないという問題を引きずっております。師匠からは声を前に前に出すようにと毎回指摘をいただくのですが、なかなか思うようにいきません。
どうしても言葉がダラダラと続いてしまいます。ひとつひとつ音として響かせるという感じなのかなとも思うのですが、難しい…。
ところで、前日2月11日はお稽古場、伝承館の前にある徳丸北野神社の一年に一度の「田遊び」でした。ひょんなことから参加の流れに。もうもうと炎の燃え盛る横で「よ~よ~なんぞうどの~」と不思議な歌が歌われ、子供が胴上げされ、クライマックスには牛や獅子や仲の良い夫婦役の方々が登場で大盛り上がり。それぞれに五穀豊穣の意味が込められているのですが、寒さも忘れ(お神酒がふるまわれたので)2時間ほど、大勢の方々が楽しんでおりました。

記載 弟子結城

2016年1月19日 稽古――弟子体験記

 

こちらでは初めましてになります。新年大決起集会では、ただならぬ熱気と共にお酒が美味しく進みすぎ、だんだんと師匠の声が遠くなっていった「妹弟子」でございます。お稽古に初めて伺ったのが2012年ですので、早いもので3年と少し。その間、『ご祝儀宝入船』『葛の葉』と稽古をつけていただいていますが、「語り」というものは難しく、いつも嗚呼と思いながら帰っております。師匠からは「間がとれていない」「通り一遍で抑揚がない」「(フシの中で語りの)おさまりがついていない」と他にも数々のご指摘をいただきますが、もうこうなると語りの中だけではなく人間性の問題…と思えてきます。聞いていただく方にどうしたら伝わるのか、まずは基本中の基本「大きな声を出す」こと(これが私はまだできないのです)だと思うのですが、先日のお稽古で「大きな声を出せば、その呼吸で自然と間がとれてくる」と教えていただいたのがとても心に残っています。ということで、朝倉喬司さんの名著『芸能の始源へ向かって』の中で書かれている「説経節はなかなかに過激なのである」とはいかに!?などと考えつつまた次回へ…

記載 弟子結城

説経節で学ぼう 飯能・吾野宿の歴史が掲載されていました

昨年行われました若松若太夫独演会の記事が掲載されていましたので下記にリンクを掲載いたします。

吾野観光協会

記載 弟子田嶋

若松派公式サイトになりました

先日若松派の若手を集めた新年会ならぬ決起集会が行われました!!(ホンマかい)
そこでのお話しで、「このサイトを公式サイトにしよう」との事で、急きょ公式サイトとなりました。
今後は若太夫と若太夫応援団、若手の弟子3人で更新してまいります。
宜しくお願い致します。

記載 弟子田嶋

第22回 三代目 若松若太夫独演会

第22回 三代目 若松若太夫独演会
日時 平成27年11月7日(土)午後1時開演
場所 板橋区立郷土芸能伝承館(板橋区徳丸6-29-13)
参加費 無料
演目 葛の葉 子別段 説経節同好会 松浪 志保
   安宅の関 弁慶ねじり松段 説経節同好会 高澤  穣

   大野鉄人作
   能の嵐 「渋沢平九郎自刃段」  若松若太夫

   佐倉義民伝
   「甚兵衛渡し場より住家子別段」   若松若太夫

問合せ 若松会事務局 03-3558-4222

2015年4月23日 説経節 体験

本日久々に説経節の教室に行ってまいりました。
皆さん懐かしいお顔でなんだかホットした次第です。
私が到着した時は練習が終った直後でした。
本当は私も練習をしたかったのですが、しばらく自主練習もままならず、練習場で何も出来るとは思いませんでしたので見学だけと思って参加致しました。
後半は先生と若松会さんからのご厚意で、お弟子全員に夜ご飯が配られ美味しく頂きました。
色々お話しをお聞きしますと、私の後に入って来た妹弟子に当たる若いお弟子が、既に成増ホールでデビューを飾っておりました。
そしてこの度、姉弟子と共に「若松若太夫独演会」に単独デビューする事になりました。
今後の若松会では、若い方の活気溢れる公演もお楽しみ頂ける事になると思います。
ご期待下さい。

しばらくお休みしてます

申し訳ありません。
しばらくお休みしております。

2014年4月10日 説経節 体験 若松若太夫はお休み

久々に説経節練習に行ってまいりました。
道路も凄く空いており、現地に7時30分前に到着。初めてかな?
何しろ久々でしたので気持ち高らかに練習場の伝承館へ。
あれ?!
何か静か。。。
中に入って悟りました。
若太夫がお休みでした!ガ~ン。。。
気を取り直し中へ
あれ?見慣れない方が!! もしや新弟子?
目線はその方へ合わせながら中へ。
お弟子さんが一斉に「お久しぶり~」
ありがとうございます!まだ忘れられておりませんでした。合掌。。。(使い方合ってる?)
今日は言わずと知れた自主練ですね。。。分かってます。
ふと見ると妹弟子が三味線を握っているではありませんか!!
月日の経過を実感しました。
音はというと、あれ?
これは。。。結構弾いてる音だぞ!
なるほど。三味線は経験者と言う訳ですね。納得です。
抜かされる日もすぐそこかもしれません。焦りますね。
取りあえず自主練習開始です。
先生がおられませんので、何が悪いのか、良いのかわかりませんでしたが、姉弟子が一緒に歌っていただけたので何とか練習ができました。
一度語り終えてから、皆で雑談。
今までの練習の経緯や練習内容を話しました。なんだかこういうのも勉強になって良いですね。
それから事務局の青木さんに名簿やら新しい規約やらが配られました。
本日の練習はこれでお終いでしたが、いつもより話しが出来ましたので、これはこれで良い練習日でした。

阿波箱廻しの戎舞

久々にyoutubeで「説経節」を検索した所、面白い動画を見つけました。
阿波箱廻しの戎舞と言う芸になりますが、まず動画をご覧ください。

いかがでしたでしょうか。面白いですね。
説経節が三味線一本で演奏するのと同じように、太鼓一つと掛け声で演奏しています。
歌もなんだか踊りだしたくなるような音程です。
店先でやっている事から商売繁盛や縁起を担ぐ一環として行われてきたのでしょうか。
昔の芸事は面白いですね。